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2011年4月25日 (月)

それでいいの?

 通販でない限り、本を買うのはもっぱらジュンク堂池袋本店だ。ワークショップ直前にプログラム考案に行き詰まり、図書館感覚で頼りにし、資料をかき集める。欲しい資料がここになければ諦めもつく。
 先日、購入した本に関して問合せがあって、立ち寄った。「少々お時間をいただけますか」ということだったので、すぐそばにあった雑誌コーナーで時間をつぶす。すると、これまでならおそらく見逃していたであろう「育児」「子育て」といった文字がどうしても目に入ってくる。きっと、これまでも関心を寄せはしないが有益だったかなりの情報を見過ごしていたにちがいない。そう思うと愕然とする。
 しかし、有益な情報をすべて吸収するのはどだい無理なのである。出会ってくれたその時々の情報に感謝し、邂逅の恵みをいただくしかない。

 目にもつき、手にも取ったのは、『PEN』の最新号。たまたま特集が「35歳から学ぶ! 男の『子育て』教室。」で、手に取らないわけにはいかない。

 特集の冒頭に様々な統計が紹介されていたが、意外だったのは「お風呂に入れる」お父さんの割合。「ほぼ毎日」「週に3〜5回」をあわせて、4割ほど。「お風呂に入れるは、お父さんの役割だよねぇ」と妻に言われ、生まれた直後からそれを甲斐甲斐しくやってる僕は、全国のお父さん諸君はそうしているものだと思い込んでいた。しかし、この統計を見て思った。思い込んでいたばかりか、妻に思い込まされていただけなのかもしれない。
 でも、娘とお風呂に入るのはなんとも幸福な時間だからいい。僕は、娘が二十歳になるまでは一緒にお風呂に入れるものだと“思い込んでいる”(笑)。

 逆に想定通りだったのが、日本のお父さんの帰宅時間の(異常なまでの)遅さである。
 アジアの4都市(東京、ソウル、北京、上海)を比較すると、北京、上海のお父さんたちは17〜18時台の帰宅が最も多く、ソウルはそれが19時台になる。東京はと言えば、20時台の層が一番厚い。子どもがもう就寝するであろう21時以降の帰宅となると、北京、上海は3%以下でしかないのに、東京は39.7%にもなる。

 それでいいのか、世のお父さんたちよ!

 私は今の日本のライフスタイルがどうしても解せない。もちろん社会的な責任として会社で課された仕事を全うしなければいけないのは分かる。生活していくにはその勤め先から給料をもらい、そのためには残業や休日出勤も引き受けざるを得ないしがらみもあろう。

 だとしてもだ。この生き方は絶対におかしい。ヘトヘトに疲れるまで自分を酷使し、天使のような娘とお風呂にも入れず、終電で帰ってくるなんて。平等に与えられた24時間の使い方って、そんな風に使うもんじゃないと思う。
 もちろん、とにかくひとつの仕事をするのが何より好きだというのなら、それを否定しはしない。要は、自分が納得して人生を送っているかどうかだから。

 昨晩、NHKの『ダーウィンが来た!』でアマゾンに棲むティティというサルを特集していた。このティティのオスは、授乳以外の育児をいっさい受け持つという超“育メン”動物なのだそうだ。
 彼らが、なぜそこにメリットを感じ、そういう生き方を選択するようになったのか、インタビューするといい。きっと人生観を変える箴言を発してくれるんじゃないだろうか。


【参考】
・ベネッセ次世代育成研究所
 「乳幼児の父親についての調査〜東アジア4都市比較 〜東京・ソウル・北京・上海〜」
  http://www.benesse.co.jp/jisedaiken/research/research_12.html

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育児」カテゴリの記事

コメント

人には人の感じ方があるんだろうなあと思いました。

たとえば、
母はあのイクメン猿のメスにあきれてツッコミをいれていたし。。

私もなかなか家に帰ろうとしないおじさんの話をよく聴いていたら、
なるほど、そりゃ帰りたくないよね~と思ったこともあったし。。。

また、ある人はいちもくさんに帰宅していたけど、「なんでこんなに
早く帰ってくるのぉ」と奥さんに煙たがれていましたし。。。

育児もずっとやっていると鬱状態になったりしますし、
家事もたまにやるからこそ楽しいかも。

あまりまわりの人がどうやっているかとか、どうみられるかなど
は関係なく、自分の感覚に素直に従って、まわりも、え、そうだっけ?
ま、どーでもいいよ、そんな小さなこと、みたいに無関心でいるのが、一番
進化した形?のようにも思います。

また、
外国の人の時間の使い方も日本人とちがうように見えて、実は、まわりを
見て一番抵抗のないそこそこの楽なもの(郷に従ったもの)を選択している
人が多い点では、本質的に同じだとも言える気もするし。

違いも実は同じの変形?

忙しくて大変と噂されるセクションに異動になり一週間・・・
8時から零時の勤務が連続・・通勤で片道30~1時間だから・・・(T_T)
でもある程度納得して取り組んでた気がする・・

今週は落ち着いた週明け・・
今日は早く帰って充電だ~
しかし・・
ゆっくりしすぎてわがままに
→夫婦げんか勃発注意

東京は深夜にいたっても明るい照明のもと、
店はたくさんあるし、さまざまな活動もたくさんあって、
交通機関もいくらでもありますよね。

そうした条件のもとで、深夜まで楽しめる街なんだと
思います。

全国から集まった若い人も断然、多いし。

一方、
私の住む地方都市では、電燈は暗く、店もほとんど
なく、交通機関もありません。

私の亡父も毎日6時に会社が終わり、6時10分には家に
自転車で帰ってくる生活を40年続けていました。
(昼ごはんも食べに帰っていたかな)

一度、東京で遊ばせたかったなあ~。

「父さん、あれが歌舞伎町。記念の写真を撮りましょね」

せっかく、あんな「ドリームランド東京」に住んでいるなら、
ぜひ、命がけで遊んで欲しいなあとさえ思います。
一方、地方の私たちが真反対の生活をすることで、
「日本の平均」はそこそこになるように調節しますので。

「生活スタイル多様性」をみんなで保存しましょう。

森井さん、本当にそうで「生活スタイルの多様性保存」をしたいものですね。そういう意味でも(特に都会の)お父さんたちは画一化されたライフスタイルをいまだ送っていると思うのです。
 一昨年、コスタリカに行った時、5時ぐらいになるとみんな職場から帰ってきて、それぞれに日暮れ時の時間を優雅に過ごしていました。私がホームステイしていた家はBBQなんかも始めちゃいます。それはスーツ着ている時とは違うお父さんで、一日の中にもまた“多様性”があるわけです。かたや、日本は朝から夜までトーンが一緒・・・。
 なにも私は「育児しなさい」ということを強調しているのではなく、一日の流れの中にも変化をつけたほうが、きっと豊かな人生じゃないのかなぁとただただ思うのです。

そうですね。石川さんのおっしゃることよくわかります。
私もそう思います。一日のうちにいろんな時間がある方が
私も好きです。非日常を日常のなかにうまく入れると
盛り上がりますよね。(「非日常探し」みたいな)

(実は単調な時間を送っているサラリーマンでも、
細かくみれば、沿線から見えるバレー教室の明かり
が気になるというような瞬間があったりするかも)

ただ、一日のうちにそれを求めなくてももっと長いスパンで
いろんな質の時間があったり、また、同じことをしなくても、
ちがったことで喜びを感じることもよくある話で、育児でなくとも
青虫を育てても同じような喜びがあったりもするみたいな。。。

ま、そのあたりは、一筋縄ではいかないものが、均一に見える
日本人の中にもあるように思っています。

月並みですが、「蓼食う虫も好き好き」ということでしょうか。

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