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2011年4月18日 (月)

洗濯解禁日!!

 自分は、男性のほうでは結構家事が好きなほうだと思う。とりわけ洗濯物を干すのは好んでする。「家事」とは「家庭“内”のいろいろな仕事」のこと。とはいえ、干すことに限っては、半分、外に開放されているから、この上なく気持ちよい。だから、よく晴れ渡った爽やかな日であれば、なおのこといいのである。

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 ほぼ1ヶ月ぶりにベランダに洗濯物を干した。「なんて不潔な家庭なんだ」と思われているだろうか。ただ、これが「3.11」後からのことだと言えば、少しは納得してもらえるかもしれない。
 先週金曜、やっと埼玉県が発表する放射線量が通常値に戻ってきた(参照:埼玉県HP「原発に関する本県の放射線量について」)。だいぶ前から我が家のほうは落ち着いてきたので、「もういいだろう」と妻に交渉していたのだが、「きっちり0.001の単位まで通常値を割り込まない限り、外に干すのは止したい」との主張で、私の大好きな家事のひとつが封印されたままだったのだ。
 そう言われると、逆に気になりだすもので、日に1〜2度は埼玉県のHPをチェックし、「今日は0.001しか下がらなかった」と肩を落とす。「そんなに俺は洗濯したかったっけ?」との疑念も止まないのだが、人とは合理的には動かないものなのだ。「したい!」と思ったことは、無性に「したい!」のだ。

 先週金曜は、それ故に本当に晴れ晴れした気分になった。27年間、刑務所に収容されたのち、解放されたネルソン・マンデラは、きっとこんな気分だったろうと思う。そんな例えが、決して大袈裟だとは思わない。アウンサンスーチー氏にも早く晴天の下で洗濯物を干せる日が来てほしいと願う(軟禁中でもそれぐらいはできてるか…?)。

 こうして“当たり前”のことに感謝するような機会が今年は多い。そんな「今」を意識すると、この先の「未来」を思わずにはいられない。バカまじめに「自分たちの生き方」や「人のあり方」を考えてしまう。

 冒頭の写真は現在の我が家だが、貸家である。子どもが生まれたことだし、そろそろ自分たちの家が欲しいと夫婦で話している。「薪ストーブっていいよね」とか、「石窯を外につくってピザ焼きたいね」とか、妻は「ヤギを飼いたい」とまで言い出している。夢だけは広がるばかり。貯金があんまりないのにだ(笑)。
 ただ、40歳になり、自分の残りの半生を思うと、とにかく「こう生きたい」という自分の思いを具現化していきたいと焦る。つまらないこと(=自分が価値あると思えないこと)に時間をかけている暇はない。
 特に、この「3.11」があって以来、
みんな、漠然としていた思いをしっかり行動に移したいと誓い、さまざまにパラダイムシフトしようとしている風にも感じる。

 先週は、うちが野菜を宅配してもらっている「大地を守る会」の自然住宅事業部主催で、旧藤野町(現神奈川県相模原市緑区)へ土地見学会に行ってきた。
 藤野は非常に面白いところで、戦中戦後、 戦火を逃れて著名な芸術家たちが疎開してきたという歴史があり、「大芸術都市構想」を夢見た町なのだ。今もその名残が存分にあり、中央本線からは山の斜面に巨大なラブレターを発見することができる。
 私が知っているのは、藤野がパーマカルチャーを実践している町だということ。最近では、トランジション・タウンとしての動きもあると聞いた。
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 見学会の最後には、「里山長屋」と名付けた4世帯住宅を見させてもらった。これを設計した建築家さん自身がパーマカルチャー・ジャパンに携わっている方で、とにかく持続可能な暮らしをしたいと思っている人たちの居住空間である。
 今回の震災時には、共有スペースに4家族が集まって、夜ごと、不安な思いを述べ合い、過ごしたという。「無縁社会」と言われる最中に、これもまたひとつのあり方の提示だと思う。それは、単なる“回帰”とも見えるが、時代はそうした振り子運動をしながら、適当な落ち着きどころを探している。

 この日曜日には、妻がバランスボールを習っている先生(と言っても我々より若い)が、無垢の木材で住宅を建てたというので、見学がてら遊びに行かせてもらった。他の生徒さんたち家族も来ており、家の中は子どもたちで賑やかだった。開放的なスペースと素足に感じる木の柔らかさがそうさせていたのだと思う。

 「これから家づくりなんて羨ましいわ」と先輩ママは言う。「子育ても家づくりもその過程が一番楽しかったもんな」と。映画館で予告編をみている時が一番ワクワクして楽しい私も、この模索のときが面白いとたしかに思っている。でも、これから始まる本編にも当然期待しなければと感じている。
 これは映画ではなく、自分の人生なのだから。

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コメント

先月のNHK「実践ビジネス英語」の
Lesson 23  Y世代の厳しい現実 の
本文の最初に、

「3世代、あるいは4世代もの家族が
一つ屋根の下に暮らすことが、ますます
一般的になってきているようですね」

「従来の核家族が急速に過去のものになりつつ
あるようです」

といったやりとりがありました。

アメリカも日本も似たような道をたどっているんでしょうか。

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