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2011年4月 5日 (火)

これがヨウ素剤です

Img_1396_4
これはなんでしょう ? って、もうタイトルに答えが書いてありますわな(笑)。そう、これがヨウ素剤の現物です。

Img_1397_2


 で、これが中を開けて錠剤を取り出してみたところ。サプリメントのようで、あまり匂いはしない。
 教材作成仲間のひとりであるTさん(都内私立高校社会科教員)のお姉さんは、米国人と結婚し、現在米国在住中。その旦那さんという人が常備しているヨウ素剤を妹のためにと送ってきてくれたのだそうだ。

 核実験が繰り返されてきた米国、ロシアでは、日本の基準値より多い放射線量であり、日常的に備えておく必要があるのでは?なんていう想像をみんなでしてみたのだが、実際のところは分からない。
 唯一言えるのは、日本は不安と恐怖で覆われているということである。少なくとも世界にはそう思われてしまっている。まるで冷戦時に舞い戻ってしまったかのような見えない緊迫感に苛まれているのだろう、と。

 先に紹介した教材作成仲間たちによって、土曜日、チャリティワークショップが開催された
(私は事前準備までは関わり、当日は大学の仕事で参加できず)。言うまでもなく、“チャリティ”とは、東日本大震災支援であり、内容も震災について考えるというものだった。
 通常、私たちが行うワークショップは30人も集まれば万々歳なのだが、このチャリティワークショップには、告知してからすぐに申し込みが殺到し、最終的に80人に及んだ。当初予定していた会場には入りきらず、急遽、会場を変えなければいけないほどの活況ぶりだった。

 参加者の感想には、「誰かと気持ちを話し合いたかった」「共有することでもっと話したいことが出てきた」「人の話を聞くことの大切さを実感した」というものが多かったそうで、“震災について考える”というよりは、“震災について語り合う”といった時間だったのだと思う。

 今、多くの人がこの未曾有の大災害に言葉を失っている。被災者にどんな言葉をかけていいか分からず、自分の思いをどう整理していいのか、逡巡している。“支援”といってもごく限られたことしかできないし、直接何かしてあげられるのはごく限られた人たちだけだ。やるせなさ、もどかしさというものも言葉を発せさせることを躊躇させるのだろう。

 被災者支援は緊急を要することであることは間違いないのだが、自分自身の生気を取り戻すことからまずは始めなければならないのではなかろうか。それは言葉にならない言葉かもしれない。嘆息であったり、すすり泣きであったり。
 そうした「声」も含め、誰かと今を共有することが、まずすべきことだと思えてならない。ボランティアに行くのは、それからでも遅くない。むしろ、それからのほうが被災者にとってはありがたいに違いない。
 失った言
葉は、春の訪れとともに温かさを取り戻し、きっと徐々に北上していくのだと思う。

【参照】
 朝日新聞朝刊2011年4月5日 オピニオン面
 3・11記者有論「新学期の教室 沈黙せず思い語り合おう」
※数年前に私たち教材作成メンバーの勉強会にも来ていただいた朝日新聞編集委員・氏岡真弓氏の論評。ここで語られているように、そして土曜日のチャリティワークショップでも行ったように、是非とも新学期に今回の震災について子どもたちが思いを吐き出す場面をつくってほしい。

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コメント

いろんなところの人びとの、体験したことや
抱いた不安な思いと、それを表す言葉が
なかなか結びつかない。。。話す相手もうまく
見つからない。

この間まで見ないでおいた現実の大きさと、
今現実にある見ないではすまされない
ものの大きさをいっぺんに感じ、とまどう感覚。。。

ずっと続いてきているものだけに、根本的な解決
はないのでしょうが、それでも平常に復するにも
かなり時間がかかるものなのでしょうね。

読んでいて、いい活動の場になったんだなと思いました。

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