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2011年12月21日 (水)

贈る言葉

 心地よい酔いとともに帰宅の途に就いた。今日はゼミの忘年会。新しく石川ゼミに入る1年生の歓迎会も兼ねている。1年から4年まで総勢35名の飲み会である。こうして改めて見ると大所帯になったものだと思う。

 3年前にゼミを初めて持ち、今年度、初めて卒業生を出す。今の4年生とは共に“1期生”として試行錯誤を繰り返し、ゼミを運営してきた。つくづく「人を動かす」ことの難しさを感じた3年間だった。

 12月上旬に卒論を提出し終えた4年生には、まだ残り3回のゼミがある。そこで、見ないままになっていた研究室にあるDVDをみんなで鑑賞することにした。ちょっとした彼らへのご褒美でもある。
 せっかくなので、「4年生卒論提出記念DVD上映会」と名付け、他学年のゼミ生にも参加を開放して3週連続で行った。

 第1回:12月6日 「キング・コーン 世界を作る魔法の一粒」Img_2526_2
 http://www.espace-sarou.co.jp/kingcorn/

 第2回:12月13日 「ダーウィンの悪夢」
 http://www.bitters.co.jp/darwin/

 第3回:12月20日 「それでも生きる子供たちへ」
 http://www.youtube.com/watch?v=9T9y6Xs6mKk

 第3回目の映画のエンドロールが流れ、DVDを取り出しに行きながら、ふとこれが彼らにとって最後のゼミであり、大学生活最後の授業になることに気がついた。気の利いた言葉でも用意してあげればよかったのだが、アドリブで彼らの4年間を締めくくるような言葉は浮かんでこない。あまりにあっさり終わろうとしていたことに申し訳なく思ったが、逆にここで思いつきの言葉を贈るのは一緒に歩んできた者としてそれ以上に失礼だ。

 とりあえず、彼らがはまっているという「かまたまうどん」(卵と明太子を絡め、上に鶏天が乗っかったうどん)を第2学生食堂に食べに行く。もちろん私のおごりで。だって、たったの290円だったし(笑)。

Img_2524
 腹を満たし、研究室に戻って、ただただ駄弁る。こうして気兼ねなく、なんてことのない時間が幸福に思える。何の縁か知らないが、全く歴史のないゼミを選んでくれた彼らの存在は、本当にありがたい。

 彼らはこれから社会に出、荒波に揉まれることにもなるだろう。親のような立場で見てきた者として、心配のほうがやはり先立つ。それでも彼らなりの道を見つけてくれるだろうことは信じてやまない。

 そう思うと、3回目に観たDVDの最後にあった言葉が、自分の中で余計に浮きだってくる。幾分、センチメンタルではあるが、彼らに今、この言葉を贈ろうと思う。

 "All grown-ups were once children. Although few of them remember it"
   -Antoine de Saint-Exupery (The Little Prince)

  “覚えている人は少ないが 誰でも昔は子供だった” (『星の王子さま』)

 君たちが「間違っていない」と思っていたことをどこかで安易に曲げることのないことを切に願っている。

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コメント

ゼミで、DVD上映会、いいですね。
どれも興味深そうな内容だし。

若い頃はまた格別にものを感じる
ことができるので、貴重ですよね。

鉄は熱いうちに打て。
うどんは熱いうちに食え。

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