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2011年12月 4日 (日)

ウンチとおしっこの会話

 トイレには「それはそれはきれいな女神様がいる」と娘に教え諭そうかどうか迷っている。もちろんファンタジーの重要性は重々承知しているが、まんま植村花菜をパクるのは気が引ける。
 いっそのこと、「トイレで最も雑菌の多いところはどこだ?」と問い、それがトイレをきれいにするはずのトイレブラシであって、8億個もの細菌がウヨウヨいると現実主義で通すのもいいかと思っている。人生はそうした矛盾と皮肉に満ちていると幼少の頃から哲学に触れさせるなんて、とてもオシャレではないか。


【参考】ジョンソン株式会社HP「トイレの雑菌をちょっと科学しよう」
http://www.johnson.co.jp/life/knowledge/toilet_zakkin.html

 最近、愛娘はトイレで用を足すようになった。そろそろおむつを外してパンツにシフトしようと目論んでいて、親子双方に緊張感があるからかもしれない。まだ100%とは言わないが、おしっこもウンチも「もよおした」とサインを出し、我々夫婦もかなりの確率でそれを察知できるようになっている。おしっこの時はそれが出てくる部分をチョンチョンと手で叩き、ウンチの時は眉間に皺を寄せ、「うぅ〜〜〜」という不快極まりない低音で訴えるのがあらかたのサインである。
 いっちょまえに、し終えるとトイレットペーパーに手をやり、排泄物が出てきたあたりを拭き、便器にポイッと捨てる。ただし、
あくまで“あたり”を拭く仕草であって、直に触れてはいない。それは私がし終わった後にそうしてあげているので、真似をしているにすぎない。つまり、彼女にしてみれば、機能的にそれをしているのではなく、茶道よろしく、厳格な段取りのひとつとして、最後にその所作としてしているというわけだ。Img_2457_2
 用を足し終え、私が抱きかかえてあげると、便器に向かって決まって二人で「バイバ〜イ」とやる
(ちなみにこれは排泄をネガティブなものとして捉えないようにと妻がやり始めたことだ)。これで、表情は晴れ晴れとしたものに成り代わっている。
(右写真参照:補助便座を使って用を足す娘。起きがけで髪は跳ねまくっているし、一応、女の子なのでこんな姿を公にしてはいけないのでしょうが…)  

 ゴミを大量に出したくないということと出費をできるだけ抑えたいということ、そして子どもとコミュニケーションを図りたいという理由で、我々夫婦は紙おむつではなく、布おむつを選択した。技術はますます進歩し、優れものの紙おむつは、おしっこを漏れなく吸収し、しばらく替えなくともいいようにできている。無論、育児する側の苦労はなくしていくに越したことはない。それでも、育児される側の都合も考えると、おしっこでおむつが濡れ、冷えて不快感を感じたとメッセージを発する機会(権利)を与えてあげたいとも思う。

 便利さの上昇はコミュニケーションの頻度と反比例する。それは今の社会の相当な部分に適合する原則だと思う。私はそれを“コンビニ化”と称しているが、それが行き過ぎた場合の状況を想像し、あまり便利さにかまけないようにしたいものだ。
(これは教育分野にも当てはまることで、研修でもよくこのことに触れ、警鐘を鳴らしている)

 ただ、どんなに娘とコミュニケーションを図りたいと思っても、父親なんていつかはすげなく扱われるのだ。
 先日、雑誌を読んでいたら、非常にショックな記事に出会った。未婚女性に対し、複数人の男性が2日連続で着たTシャツを、いい匂いのする順番に並べ替えてもらう実験をしたところ、HLA(ヒト主要組織適合抗原)の型が最も自分と異なる順番に並べ替えたそうなのである。つまり、これの意味するところは、最も血縁の近い男性(要は父親)を“臭い”と認識するのだという。思春期に娘が父親を遠ざけるようになるのは、このせいなんだそうだ。
 その記事には「女性は免疫力を強化した子を産むために、無意識のうちに型の遠い男性の匂いを嗅ぎ分けている」とあり、「健全な嗅覚が育っている証拠」と言うが、そんな理不尽なことってあるもんか! あえて面倒な布おむつで育てても、そんな恩は忘れられ、10数年も経てば「お父さんのパンツと一緒に洗濯しないで!」と無下に言い放たれるなんて…。
 やはり、人生は矛盾と皮肉に満ちている。

【参考】
 『AERA with Baby』 2011年11月号 朝日新聞出版
 「どうしてできる? 好きな匂い 嫌いな味」

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育児」カテゴリの記事

コメント

娘さん、かわいいですね。

それと、よくきくことだと思いますが、

育ててもらった恩は、自分たちの親に返すのではなく、
次の世代を育てるときに返せばいいそうですよ。

ということは、ペイフォワードですね。

あ、たしかにペイフォワードじゃないとダメですよね。度量が狭すぎました(笑)。

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