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2012年2月20日 (月)

昔の名前で出ています

 このタイトルを見て、思わず「京都にいるときゃ〜、しのぶとよばれたのぉ〜♪」と口ずさんだ人は、演歌好きか、それなりの年代の人かだろう。“それなりの年代”でなくとも聞いたことがあるというのは、片岡鶴太郎(のモノマネ)の影響にちがいない(あ、それももう“それなりの年代”でないとピンとこないかな?)。私は妹が「しのぶ」だったので、何度となく口ずさんでいたり、口ずさまれていたりした。

 昨日は学生たちと青梅マラソンに出てきた。仕事が立て込み、まるで練習できていなかったのだが(といつも何かのせいにしている…)、とにかく歩かず完走することを目標にすればなんとかなりそうだと気を楽にした。青梅マラソンは、市民マラソンの草分けで
(「円谷選手と走ろう」をキャッチフレーズに1967年に始まった。当時は、一般市民が参加できるマラソン大会はなかった)、その歴史ゆえんか、とにかく沿道からの応援が温かい。それに元気づけられるから、声援におされて完走は何とかなる気がするのである。

 自分が楽しみなのは、序盤、青梅駅前を通過する時。町の小さなレコード屋さんが松村和子の『帰ってこいよ』のサビを何度もリフレインして大音響で流してくれている。あれを聴くと、青梅路の起伏をなんとか克服し、這いつくばってでも戻ってこられそうな思いになる。
 スタート前、学生たちにその話をしたのだが、サビを歌ってもキョトンとし、そもそも演歌『帰ってこいよ』自体を知らない。だとすれば、彼らは青梅駅前を通過する時、あれがあまり響いてこないのだろうか? きっと40代以降とそれ以前では序盤でのパワーのもらい方に差が出るのだろう、ありがたいことに。
(学生たちにとっては、悲しいことに)
 ちなみに東京マラソンだと、銀座に入る直前で西城秀樹の『YMACA』
をはちきれんばかりに踊っているグループに遭遇する。そろそろ疲れ始める頃なのに、多くのランナーがその場でお約束の"Y,M,C,A"と手を高く掲げてやるのである。もちろん立ち止まるわけにはいかないので、バランスが崩れそうになりながらでもやってしまっているのだ。あの一体感もなんともエネルギー増幅につながる。

 青梅マラソンは、例年、誰がスターターになるかも見物(みもの)である。これまで、長嶋茂雄、Qちゃん、瀬古利彦、杉山愛、朝原宣治などスポーツ界の錚々たる面々が務めている。
(意外なところで、石原都知事がやったことがあった。これは自身が主導して開催にこぎ着けた東京マラソンを青梅マラソンが例年行われている日程、2月第3日曜にぶつけてきたことが背景にあるようだ。市民ランナー、特に青梅マラソンをこよなく愛するランナーや沿道の住民たちからの相当のブーイングがあったので、その罪滅ぼしだったと私は踏んでいる)
 今年はそれを女子レスリングの吉田沙保里が務めた。
(下の写真は、参加者全員に当日配られるスポーツ新聞特別号と私のゼッケン)
Img_2762_2  実は、私の妻も「ヨシダサオリ」という。昔の名前ではなく、れっきとした今の名前である。
 最初、“私の妻もヨシダサオリです”と大きく書いた紙をスタート地点で掲げてアピールしようと思ったが、それをその後30kmも持って走るわけにもいかない。そこで、できるだけ吉田沙保里の近くにコース取りをし、「私の妻もヨシダサオリって言いま〜す!」って大きく叫んでみた。周りからは失笑を買ったような笑い
(あるいは「そんなウソつかなくても」的なものだったか?)が少し起こったが当の本人は分かったような分からなかったような…。要は、相手にされなかったということである。

 走っていてもうひとつ楽しみがあるそれぞれのランナーが“メディア”になっていてアレコレ思わせてくれる。30kmであれば(私の場合)3時間弱もただただ自分の空想力で時間つぶしをしなければならないのだが、それぞれのランナーを見ていて、勝手なストーリーをでっち上げ、それで結構、飽きがこない。コスプレで走る人もいれば、メッセージをTシャツにプリントしている人もいる。
 走り終わった私の記憶にいまだいくつか残っている。
(ちなみに括弧内はその時の私の心中)

 「居酒屋まで体力温存」 (BEER! BEER! BEER!)
 「I AM NOT A VIRGIN」 (なんて粋なおばさんだこと)
 「がんばりましょう、フォー!」 (え、今どきそれですか?)
 「チョーップ」 (???)

 理解不能なものもあるが(笑)、それはそれでその人の人生が凝縮されている。黙々と走っているように見えて、ドラマは全面展開している。

 さて、自分も例外なく、こんかいも「骨髄バンクにご協力ください」のタスキをかけて走りきった。道中、「登録してますよ」と何人かの人から声をかけてもらった。きっと、直接声をかけられなくとも(息苦しいから、せめて)私の背中に向かって、「私も入ってます」と思いを向けてくれた人もいただろう。“メディア”としての私はどれだけ自分の人生を思ってもらうことができただろうか。練習不足でも完走できたのは、ラッキーだったのではなく、“後押し”があったからだと感じている。
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【参照】
石川的徒然草(2011年12月19日掲載)「骨髄バンクにご協力ください!」
http://daikichi-sun.cocolog-nifty.com/blog/2011/12/post-6d85.html

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コメント

楽しく読ませていただきました。
みんなで走るのも楽しそうですね。

また、
『帰って来いよ』など、往年の名曲
は、将来、老人ホームの慰問でも
必須の教養だから。。とかなんとか
言って、ぜひ「学んで」もらいましょう。

『帰ってこいよ』
若い人に学んでもらいましょう。。とか
えらそうに書きましたが、

『ベストヒット 大全集 2012年版』

というので確認すると、

サビの部分は知ってましたが、
歌手が「松村和子」だとか、
「お岩木山で手を振れば」
「津軽の風と待っている」。。。
など知らぬことばかり。

幼なじみの娘さんが東京へ行って
しまい、男性が山で、その帰郷を
待っているんですねえ。

「お前の嫁に欲しかったねと
おふくろ今夜もひとりごと」

なるほど。
太田裕美『木綿のハンカチーフ』の
逆バージョンだったんですね。

「居酒屋まで体力温存」シャツの者です。
あの大会中でも覚えている方がいる、というだけで嬉しいです。

メンバー全員遅いので、目立てば勝利と思っています。

関東&東海&沖縄方面で、数名の弱々しいメンバーが細々と活動しておりますので、見かけましたら突っ込んでやって下さい。

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