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2012年2月24日 (金)

機内はアイデア装置

 テレビ画面には、一斉に顔を出し始めたつくしが映し出されている。福岡は昨日、今年最高気温を記録したらしい。朝はテレビは見ないのだが、それでもこれが東京制作の情報番組でないことぐらいは察しがつく。

 大学の業務(試験監督)で福岡に出張してきた。昨日、昼過ぎに羽田を発ち、答案用紙を持ち帰ってまた大学に戻るまで、二日がかりの仕事である。監督自体は2科目だけなので、それそのものの“労働時間”は2時間に過ぎず、もちろんそのための打ち合わせや会場設営などもあるものの、大半は移動時間に費やされる。しかし、それだって立派な“業務”なのだ。そこも労働に対する対価として含まれるのであるから無駄にはできまい。行き詰まっている論文のアイデア整理こそ、今すべき!と精神を集中する。

 自分は、喫茶店で仕事をするのが気に入っている。新幹線の車内や機内で仕事をするのも大好きだ。どういうことか普段の職場よりも集中力が増し、さらには想像力がモリモリと増していく。あれほど悩んでもまるで進まなかった仕事が、芋づる式にニュルニュルとアイデアが湧いてきて、痛快な気分になることが結構ある。だから、“気に入っている”というのは、仕事が捗ってくれているからこそのことなのだ。

 以前、「適度に雑音がある環境のほうが効率が上がる」ことを検証している番組を見たことがある。改めてネットで調べて思い出したが、それは「ホワイトノイズ」と呼ばれるもののせいで、
まさに自分はその恩恵に預かっているのだろう。
 
ただ、普段から集中できる人はホワイトノイズはむしろ逆効果で、その効果が如実に現れるのは注意散漫な人のほうなのだ。つまり、私は……いや、そんなはずはないのだが。

【参照】
 「教室でノイズを流すと注意散漫な生徒の学習効果が上がるが、普段から集中できる生徒には逆効果」
 http://gigazine.net/news/20101001_whitenoise_effective_for_inattentive_children/
 『ヒラメキをカタチに! 明和電機のナンセンス発想術』
 第5回 カフェにおける「ホワイトノイズ集中効果」と「そば打ち職人集中効果」
 http://donicchi.jp.msn.com/meiwadenki/article.aspx?cp-documentid=5240463

 今回も例外ではなく、機内で一眠りした後、急に集中力が増し、光明が射したように考えがけっこう整理できてしまった。
 そんなに効果覿面ならば、実家の岩手から新幹線通勤するか、自家用ジェットでも保有したほうがゆくゆくはいいかもしれない。私の要領の悪さの解決は、単に財力次第ということになる。

 そろそろ羽田かと、ふと見上げれば、ちょうど沈みかけた夕日とそれに映える富士山が見えた。異常なほどのきれいさである。せめても写真に写せればと思ったが、iPhoneはコートの中に入れ、頭上の物入れにしまい込んでしまっている。この感動がひとりでは抱えきれず、溢れてしまいそうだから、誰かと共有したいと思ったのかもしれない。
 そんな全くノイズのない完璧なまでの美しさだと、どうも思考は完全に停止させられてしまうようである。

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コメント

美しいものなどに見入っている
ときは、たぶん、思考するのとは
違うところが、全開になっているん
でしょうね。

また、何かで読んだんですが、
寝ているときに、頭の中は整理されて
いるらしいです。
寝ないと考えもまとまらないとのこと。

新幹線や喫茶店に入ると、ある種の
人の脳は、「さあ、今、ここだ」と、
スイッチがはいるんでしょうね。

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