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2012年3月18日 (日)

思い込みの激しい小心者

 大学は春休みに入り、教員は暇しているように思われるが、そう感じたくてもそうは感じられない。家にいることは多少多くなっているので免じてほしいのだが、この2月、3月は、フォーラムだ、ワークショップだ、研究会だ、試験監督だ(加えて、マラソンだ)…etc,と気ぜわしく、妻を育児から開放し、十分に気を休ませてあげることはできていない。なのに、たまたま空いた土日に「こういう時にこそ、自己研鑽!!」とまるまる2日間のセミナーに受講申し込みをしたのである。なんとも肩身が狭い…。

 今朝だって「8:22発の電車に乗らないと!」と、一刻を争うように慌ただしく家を後にした。それでないと開始の10時に間に合わないのだから、電車を一本だけでも後に遅らせることは(自分的に)許されない。同じく講座を営む者として、どんな風に講座を開始させるのかというところも絶対に見逃せないから。

 前の晩にルートは検索しておいた。ただし、パソコンだったらから、車内に乗り込んでから改めて携帯で“復習”する。

 「あれ、昨晩とは違うルート? 総武線を使うルートって、昨日はなかったなぁ…」

 時々、パソコンで調べる(私は@niftyの路線検索を使用)のと携帯で調べる(iPhoneアプリでJorudan「乗換案内」を使用)のとでは、違う検索結果が出ることがある。だから、不思議に思いつつも乗り換えがシンプルになった総武線利用のルートで、いざ会場へ向かった。

 さぁ、次が会場のある駅である。予定通り、開始15分前には着けそうだ。駅前にカフェがあれば、コーヒーをテイクアウトする余裕もある。
(やったぜ、俺、完璧!)
 車内には、我のパーフェクトなタイムマネジメントを賞賛すべく、車掌のアナウンスが響くだろう。それは拍手喝采のごとく、、、

 「次は、亀戸、亀戸〜」

 「え、亀“戸”?」

 そうだ、昨晩、検索したのはたしか亀“有”だった。隣にいた妻と「亀有ってMが住んでたところだよね」と会話したのだから、記憶に間違いない。

 妻に無理を言って参加させてもらい、しかも聞き逃しのないよう開始に間に合うために余裕をもって家を出た。抜かりなくやったはずだったのに、なぜ亀“戸”で検索してしまったか…。
 我の矜持は音を立てて瓦解する。今となっては「高い受講料、払ったのになぁ」とみみっちい考えすら脳内を行き来している。

 とにかく、被害は最小限に抑えないと!
 幸運なことに、向かいのホームに上りの電車が入ってきた。こういう時は、迷ってなんかはいられない。とにかく即断することだ。
 「石川、それで亀有へ戻るんだ!」

 電車に乗り込み、再度、検索。そもそも路線が全く違うのだが、どうやら15〜20分程度の遅れで済みそうだ。情けなさ過ぎる自分を「それぐらいなら、いいじゃないか」と必死に慰める。それでも「タクシーに乗ったら間に合ったかな?」なんて往生際の悪さも顔を覗かせる。「いや、この距離だと2,000円はかかっちゃうからな」としみったれた根性で、電車利用を再正当化させる。とにかく、かなり動揺している。
 この移動時間をなんとか有効に使わねばと思いを巡らせもしたが、やっぱり小心者の私は、自分のしくじりにイジイジと後を引き、なんとも気が気でないまま…。

 それでもやっとのことで亀有到着。
 まずは気を落ち着かせる。実は、同じ講師の別講座を2年前にも受けたことがあり、その時も今回の会場だった。もう間違うはずがない。
 けども、ここで慌てても仕方ない。「急がば回れだ」と言い聞かせ、駅から会場までの道のりを再確認。

 しかし、周りを見渡しても2年前の記憶がよみがえってこない。「人の記憶っていい加減なものだな」なんて思いながら、「北口を出て、、、左に曲がり、、、突き当たりに会場が、、、」と指差し確認するように慎重に歩を進めた。

 が、ない。あるはずの会場がない。それらしきビルはあるのだが、○○病院とか書いてある。「だいぶ風景が変わったなぁ。道を一本間違えたかな?」

 もう一度、確かめようとiPhoneで会場までの案内図を見る。
 「うん、方向的には間違ってない。ここら辺のはずだけど…」

 その時、私は自分の目に飛び込んできた文字が数秒間受け入れられなかった。

 「あ〜〜〜、最寄り駅が!」

 よくよく見たその案内図には、こう書かれていたのだ。

 紛れもなく「亀“戸”」と。

 しみったれていた私は、とどのつまり、タクシーをつかまえて会場に向かうことになった。
 タクシーの運ちゃんに「亀戸まで」と告げると、「え?亀有じゃないの」といった間を一瞬つくられた。それでも涼しげな顔で「はい」とだけ言うのだからプロ根性と褒めたいが、「この人、亀有と亀戸、間違っちゃったんだな〜。時々いるんだよ、こういう人」って感じが見え見えである。いや、“見え見え”と思っちゃうところが、私の小心者ぶりなのだろう。

 結局、会場に着いたのは、ほぼ1時間遅れ。タクシー料金、3,410円。

 さぁ〜て、明日はちゃんと行けるかな〜。
(まるで「はじめてのおつかい」レベルだなぁ、私)

【おまけ】
 講座を受けた研修室の窓からは真ん前にスカイツリーが見える。
 ちなみに、スカイツリーは墨田区、亀戸は江東区、亀有は葛飾区。
Img_2859

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コメント

臨場感がありました。

あわててしまって失敗する
こと、ありますね。でも、今
思うと、それは若さのしるしかも。
年をとると、あわてるのも困難に。
エネルギーいるし。

それで早めに行動に移り、ゆっくり
行動する、というのがいいみたい。

「うさぎとカメ」のカメ型でしょうか。
あわてると「速く」はなるけど、その実感
ほど「早く」はなっていないことに気づきます。
(何度か実験済み)

「カメあり」、「カメいど」と、カメに縁のある
場所でのいい体験?になったのでは?

それにしても、失敗体験を書くと、失敗で失った
ものを取り戻せますね。自分で自分を笑うのが
いちばん大人の味かも。

江東区の亀戸と葛飾区の亀有を
詠みこんでみました。。。

こう遠く 感じし場所は 亀戸で
かつ、死角 でありしは 亀有かな

おあとがよろしいようで。

「亀有」と「亀戸」、楽しく拝読させていただきました(笑)

PC、スマフォともに「Google路線情報」を使えば検索結果が同じになりますよ♪
(Google検索窓に「○○から○○」と駅名を入れて検索するだけ)

亀有には“Mあし&M井”が、
亀戸にはわたくし“M田”が住んでおりますww
(ともに拓大ファシリコース修了生2期、3期)

そして、同じ間違いを「みねじ」もしたことがあるという(^ω^)プププ

いや~、拓大ファシリコースとMという名前に縁がありますね~ww

また亀○にお越しの際はお声がけくださ~い♪

亀有のMって誰だ?

今日も亀有のアリオに行きました。

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