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2013年1月

2013年1月 1日 (火)

黒ダルマのゆく年くる年

 2012年が終わった。年内最後に総括のブログを書くつもりが、「ゆく年くる年」が始まり、諦めた。年賀状も書ききらず、初めて年明けに出す羽目に…。なんとも締まらない2012年だった。

 数えで41歳になり、本厄を迎えた昨年はそんなちぐはぐな一年だったように思う。 

 正月早々、同級生らと久々に同窓会をした。神社で厄払いをしてもらったものの、神社からいただいたお札に記載された名前は「一喜」ではなく「一善」と。不吉にも思ったが、そのままにしていたら、その翌日、家の前にある段差でつまずき、向うずねがパックリ割れた。

 夏には、ブータンに向かう途中、乗り換えるタイの空港で大事な手帳をなくす。そこには小さい時の思い出の写真や移植してくれたドナーからの手紙などなくしてはいけないものが挟まれていたのだから、ショックは大きかった。

 そのブータンでは、3000m越えの場所にある寺院を訪ねた後、学生に先んじ、意気揚々と山を下っていたら、ここでも思い切りコケ、ズボンがバッサリ裂けた。

 秋には財布をなくす。自分にしては、結構お金を入れていたが、それ以上にポイントが溜まっていた電器屋のカードやあと一回でコーヒー1杯がサービスされた会員証などの紛失のほうがなぜか痛い!

 最近では、出勤途中に見通しの悪い交差点で、出会い頭に自転車同士で衝突。向こうが一旦停止で、こちらの非はあまりないのだが、それでもこちらは(ここでは)コケず、向こうがコケて頭を打ったので申し訳なさが残る。幸い、相手は軽傷だったようで安堵した。

 まだ、後厄は残るが、年が変わり、運の巡りも変わってほしいと願う。「ゆく年くる年」で全国各地の中継を見ていると、自分と同じような心境の日本人がかなりいるのだろうと思わされる。

 昨年末には、恒例で大学の友人らと1泊2日の温泉旅行に出かけた。今年は栃木県・湯西川温泉へ男5人で向かった。大学卒業から20年も経ったとは思いたくないが、温泉につかる互いの体を見れば、それは否定のしようがない。時はとても正直である。

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 だからなのか、宿にあったダルマの黒さが特別に思えた。

 泊まった清水屋旅館は築800年の古民家で、神棚やそこに飾られるダルマは、長年、囲炉裏の煙に燻され、真っ黒になっていた。どんな黒もそんな違いはないのだろうが、ここのダルマの黒さは美しくさえ感じられた。数百年分の上塗りが特別な黒に見せるのだろう。

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 始まったばかりの2013年。なにか“いいこと”が起こるであろう淡い期待だけは抱いているが、おおよそは無為に過ごす日々がほとんどなのだろう。それは黒の上に黒を重ねるようなものなのだろうけど、徒に思える年の重なりはいつかきっと意味を持ち合わせていく。

 初詣に向かう人々も劇的に運命が変わらぬことは知りつつも、でも除夜の鐘を聴きに行かんと足を向かわせているに違いないのだ。

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