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2013年12月25日 (水)

ラダック訪問記⑤〜尼寺にて

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 結構、今の職業を気に入っている。理由は生活のリズムが“不規則”だからだ。

 そもそも大学の教員などというものは偏屈な個人店主がやる自営業のようなもので堅気の職業とは言えない。それでも講義があるから、それなりにリズムがあるのだが、その講義も年内は先週で終了し、とりわけ今は自由業気取りである。

 昨日は娘の迎えもあってのことだが、3時過ぎに帰宅しようとすると、車中は朝とはまるで違う風景となり、終業式を終えたのであろうか、閑散とした車内に浮かれ騒ぐ女子高生たちの声が響く。電車から降りれば、漂う空気も届く光も「いつもと違う」と一瞬にして体感された。それらは人の速度と比例して作られるようでもあり、そうしたメリハリを体は時々欲しているのではないかとも感じるのだ。だから、こんな時の駅から家までの数分は至極幸せな時間になる。

  しかし、あの子たちは違った。まるで逆のことで幸せを感じている。
 今夏訪れたラダックでは一晩だけ尼寺に泊まらせてもらった。そこで出会った尼僧たちの一日は決まり事に“支配”されている。そして、それが何年も繰り返されていくのだ。
 
見れば、小学校低学年ほどの年齢の子もおり、ということは、ほぼ一生、この極めて規則的な生活が続いていくことになる。
(※下記写真:朝起きてまず顔を洗い、歯を磨く。この後、中で五体投地や読経が行われた)

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でもそれが不幸せなことだとは感じていない。彼女たちは幸せになるための手段として尼僧になることを決めたのだ(「決めさせられた」のかもしれないけれど)
 僕たちは“変化すること”を幸せだと思い、彼女たちは“変化しないこと”を幸せだと思っている
(「幸せ」の言葉を「自己実現」に置き換えてもいい)。生き方とは実に多様で、時に真逆にさえなるのだと彼女らに教わった。だから前回のブログで書いたことに引き続き)「イキル」の意味がますます分からなくなる。

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 そんなことを想っていると、目の前の尼僧がおもむろに裾から携帯を取り出し、誰かに電話をかけている。これで「イキル」がからっきし分からなくなった…(笑)。

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 こんなコントラスト、矛盾、混沌があるからラダックの今は面白い!

※現地でアップできず、こんな年の瀬までまとめるのを延ばしてしまったので、一年のまとめと反省を兼ねて、「ラダック訪問記」の続きをどうにか年内に書き切ろうと(は)思っています。
 

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